岡むら屋の野菜肉めしが美味かった話
新しいイヤホンが欲しいなと思い、アキバのeイヤホン(結構良いところなので、いずれ紹介したい)に行った。ついでに欲しい欲しいと言いつつ未だに買えないゲーミングpcをあちこち冷やかしで見て、さて昼飯はどうしようか、と思案する。当初は神保町二郎でも行こうか、なんて思ってたが、あまりの暑さにラーメンの気分は失せていた。
かねてよりあちこち行きたいと考えていた店は多い。食べ放題、デカ盛りを愛する自分にとって、アキバ飯は非常に魅力的だ。言わずと知れた名店あだち、大酋長の1100円焼肉食べ放題、タケルの990円1キロステーキ丼、挙げていけばキリがない、のだがどうもフィーリングに刺さらない。皆さんもそういう経験あるだろうか？食べたいと思っているものは色々あるが、今かと言われると違う、そんなこと。まさにそんな状態だった。
結局、丼をかっこもうと決め、さて、何にしようかと思った瞬間、ピンと来た。さな田の角煮カツ丼！これだ！これを食べるんだ！と。そうと決まれば急いで昭和口へ向かう。お目当てのさな田に着くと並び無し、真っ暗。嫌な予感がよぎる。6月20日まで休業の張り紙。目の前がまっくらになった！
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アキバをあてもなく彷徨う。腹は減っているが、食べたいものが無い。メイドを尻目に歩き続けていると肉めし岡むら屋の文字。大学に通っていた頃、最寄り駅にあり、行こう行こうと思いながら結局行かずじまいだった岡むら屋。アポの時間も近く、投げやりな気持ちで入店した。
悩むことなくビジュアルで判断、注文。
野菜肉めし、アタマ、ライス特盛990円。
5分程で出てきたのがこちら。おや、これは当たりなのでは？と思いながら肉を1口。脂身多めで好みどストライクの牛すじ肉を醤油、味噌で煮込んだあまじょっぱい味。野菜にも同じタレがかかっていてガツガツ食べられる。食べ進めると豆腐登場。味染みてて美味い。卓上の紅生姜と合わせて食べる。
量もちょうど良く、あっさり完食。ご馳走さまでした。
飛び込みで店に入るのがとにかく嫌いで、食べる店は事前に決めるのがオレ流なのだが、たまにはこんな感じもアリだなと思いながら退店。
100円割引券も貰ったからまた来よう。
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